DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)とは脳が無意識かつ自動的に活発になる脳機能ネットワークです。わかりやすく言うと、自動車のアイドリングのような状態のことを指します。
DMNを活性化させる方法は?
- リーキー・アテンションを使う
- 無意識にゆだねる
- 高速思考を使う
①リーキーアテンションを使う
リーキーアテンションとは、集中力が分散してしまう状態のことです。これは、目の前のことに頭の半分は集中しているけれど、残りの半分はまったく違うことは考えているような状態のことです。
リーキーアテンション起動する方法としては、「わざと途中で作業から離れてみる」です。いったん目の前の課題から離れて別のことに意識を集中するだけでも、よいアイデアは出やすくなります。
それに、酒の力でも注意力が適度になくなり、リーキアテンションが作動して創造性が高まった研究結果もあります。
②無意識にゆだねる
無意識にゆだねるとは、「直観に」を大事にする。「これは成功しそうだなー」といった感覚がわいたら、深く考えずに取り組んでみるのもポイントです。
実際のところ近年の科学は、よい「ひらめき」は意識と意識のはざまにこそ浮かび上がるという事実をあきらかにしています。
「あえて何も考えない」でも、創造性が高まります。
気を張らず力を抜くと、逆に見逃していた情報が頭に浮かびやすくなる。いくら探しても見つからなかった家の鍵が、ふと気を抜いた瞬間に視野が広がり、実はテープの真ん中に置いてあったの気づくようなイメージです。
③高速思考を使う
いつもよりハイスピードでものごとを考えてみるというものです。ハイスピードで思考すると、喜びや報酬の感覚に関わる脳のドーパミン系が活性化する可能性がある。思考が早くなったせいで、すぐ行動を起こさねばならない気分になり、エネルギーが増加するのです。
要するに、私たちの祖先が生活した原始のサバンナでは、緊急のトラブルに対してスピーディに対策を考え、すぐに斬新なアイデアを思いつかなければできませんでした。もしもいいアイデアが必要な状況になったら、手近な雑学本やビジネス書などをハイスピードで読んでみると、それだけでアイデアはアップするでしょう。
まとめ
今回は、アイデアがアップする方法を3つ紹介しましたが、他にもアイデアを増やす方法はたくさんあります。この中で、一番良いアイデアが降りてきたのは、私は「無意識にゆだねる」でした。これは個人によって違いますので、試してみるのをおすすめします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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